デトックスで体内毒素を出さないと健康食品も効果半減
デトックスとは体の中の毒を排出する健康法の一つです。
インドのアーユルヴェーダや中国医学では、古来よりからだの毒出しが重視され、解毒を目的とした治療法や健康法が一般に普及していましたが、西洋医学では、これまであまり注目されていませんでした。しかし、最近になって、欧米の医療機関でもデトックス(detox)という分野が注目を集めてきています。
デトックスとは、「解毒」や「浄化」という意味で、からだのなかに溜まっている毒素を排泄するための各種療法や健康法のことです。
具体的な方法としては、断食や腸内洗浄、活性酸素を除去する機能性食品や解毒効果のあるハーブやサプリメントの摂取。
また、リンパマッサージやバスソルトを用いた入浴、スチームサウナや遠赤外線照射による発汗など、さまざまな方法があります。
もちろん、毎日の食習慣の見直しや食べものを工夫することで、毒消しや毒出しをすることができます。
要するに、体内の有害物質を解毒・排出することによってからだの酸化を防ぎ、本来、わたしたちのからだに備わっている自然治癒力を高め、健康を維持、回復しようというわけです。
これまで、日本で話題になったさまざまな健康法は、
「からだにいい○○を取り入れよう」
というものがほとんどでした。
しかし、ビタミンやミネラル、その他の栄養素がからだにいいからといって、いくら摂取しても、からだのなかに溜まっている毒素を出さない限り、その効果は半減します。
なぜなら、体毒によって腸内細菌のバランスがくずれ、腸内物が腐敗(酸化)しているため、栄養素が十分に吸収されないからです。
つまり、いったんからだのなかの<汚れ>を大掃除して、活性酸素の発生源を除去してから、腸内細菌のバランスをはかる必要があるということです。
「まず毒を消してから、からだにいいものを取り入れる」
これがデトックスの重要なポイントです。
アーユルヴェーダ
紀元前600年頃インドに生まれた医療体系。こころとからだを「風」「火」「水」の3つのエネルギーバランスの視点でとらえ、それぞれに適した運動、栄養、休養、食事法などを指導する。日本には6世紀、仏教伝来とともに伝わった。